心が疲れた時の対処法

週の真ん中水曜日。ここまで来ればあとはなんとか…とはならない。
職場に着いてしまえばそれこそなんとかなるけれど、朝起きて準備に取り掛かるまでのその瞬間がとてつもなくしんどい。

仕事がとんでもなく忙しかったとき、人間関係で悩んだとき、とくに理由はないけど気持ちが沈むとき。
いつだって陰気になるきっかけは潜んでいる。
そんな心が疲れた瞬間の対処法は自分の中でいくつかあるのだけれど、こりゃもうダメかも…とどうしようもなく辛いときにやるのは、昔住んでいた家を見に行くということ。

実家を出てから住んだ家は5つあるけれど、どれでもいいわけではない。大学時代に住んでいた家を見に行く。
これに限る。

部屋は狭いし、築年数もかなり経っていて見た目だけじゃなく中もちゃんとぼろいし、正直住みやすくはなかった。大学にあまり馴染めなかった私はほぼ大学には行かず、単位はギリギリでなんとか卒業。フリーター並みにアルバイトをしていた典型的なダメ大学生だった。
なのでその家を見たところで、別に楽しい思い出が蘇ってくるわけではないし、だからといってもうこんなとこに住みたくないから頑張ろう！と思えるほどの劣悪な環境ではなかったけれど、なぜかその家を見ると少し回復する。

その家を出て13年くらい経つけれど、少なくても5回は見に行っている。
大体2年に1回行くか行かないかのペース。あまり高頻度で行ってもありがたみがなくなるので、これくらいのペースがちょうどいい。

前回行ったのは、もう1年半以上前。2022年は一度もそこへ行かずに終わる。
おかげさまで最近はとんでもなく身体が疲れたとしても、どうしようもない心の疲れはなくなった。

その理由を考えてみたけど、きっと転職して職場の環境がとても良くなったことと面倒な人間関係から解放されたこと。これに関しては、また別の機会に書けたらと。

明日の朝も布団から出るが本当に辛いだろうけど、頑張れ明日の自分。
おしまい。