先日生まれて初めてMRI検査を受けてきました。
胃カメラのオエオエや大腸内視鏡検査前の下剤と同様、先人の教えで怯える検査のひとつでもあります。テレビやラジオでもMRI がめちゃくちゃ怖い!というエピソードをよく聞きますが、一番印象に残っているのはニューヨークラジオの屋敷さんのエピソード。これが心に刻まれてましたので、当日はかなり怯えながら挑みました。気になる方はニューヨークラジオ102回をぜひYouTubeで聴いてみてください。
結論からいうと、問題なく落ち着いた状態で終えることができました。おそらくですが、閉所恐怖症の方はかなりつらいのと大きい音が苦手な方はなかなか大変な検査かもしれません。
とにかく音が大きい!というわけで、ヘッドホンをつけて検査をします。ヘッドホンから流れるのはおしゃれなジャス。ジャスを聴きながら横になり、機械の中へと入っていきます。
検査は大体20分程度で、その間動かないでね!とのこと。そう言われるとなぜか体中痒くなってきて、今すぐにでも手や足を掻きたくなる不思議。しかしじっと耐え忍ぶのです。
機械の中は本当に狭くて、目を開けたら目の前に機械の一部がある感じです。寝返りなんか打ったら怒られそうですが、そもそも寝返り打つスペースすらない!それくらいの狭さです。
そこから私がすることはじっと20分ほど耐えるだけ。目を閉じて体も動かさずじっとしてるだけ。
耳元にはおしゃれなジャズが流れてますが、余裕でジャズをかき消すような爆音が耳に届きます。
重低音が響く感じがずーっとしていまして、例えるなら開演中のライブハウスの外にいる感じ。検査中もずっとライブハウスの外みたいだなと思いながら寝てました。
それだけなら全然いいんですが、それと同時に耳元が工事現場になってるようなとんでもない爆音がしてきます。しかもバリエーション豊かな工事音が一定間隔で流れ続けます。自分が寝てる床がガンガン叩かれたり、ドリルで穴あけられるくらいの臨場感を体験できます。その後ろでぼんやりとライブハウスを感じ、そしておしゃれなジャズは気休め程度にずっと流れ続けてます。
そんな騒がしい時間をひたすら耐えれば検査終了。
途中寝落ちしてしまって、終わった時はなんかぼんやりとしてました。
個人的な意見としては全身CTの方がしんどいです。毎年受けてますが、30秒近く息を止めてください!というのが本当にしんどくて、それよりはこちらの方が楽でした。息を止めろと言われるとすぐにでも吸いたくなる不思議。5秒すら我慢できずにすぐに息吸いたくなっちゃいます。しんどいの種類もちょっと違うのですが、とにかく息どめが苦手なのでそれに比べるとMRIの方が問題なく受けられました。
そういえば今年の人間ドックまだだったので、5月の予約とらねばです。そんな感じでおしまい!