日記

財布拾ったら家まで追っかけられた話

タイトルのまんまなのですが、あれは一体どこから物語が始まってたの!?と私はずっと答えが出ないまま、もう20年近く過ごしてます。年に数回は思い出す、大学時代に起きた謎のエピソードです。

大学の授業が終わって19時頃に自宅の最寄駅から自宅に向かう途中での出来事でした。

人通りが結構多い道で、前を歩いてるサラリーマン風の男性が財布を落としたんですよね。なので当然のように財布拾って追っかけて「財布落としましたよ」とお渡しし、お礼を言われて終了。

これで終わると思うじゃないですか。

そこからどんどん住宅街に入るにつれ人が少なくなってくるわけですが、前から歩いてきたサラリーマン風の男性が突然話しかけてきたんですよ。「駅はどこですか?」と。大通り出てすぐだと案内して歩き始めましたのですが…

年を取ると若い子の区別がつかなくなるように当時の私からするとおじさんの区別があまりつかなかったんですよね。スーツだし。でもすこし歩いてこの時間にここ歩く人が駅を聞いてくるのおかしくない!?いや、待てよ!あいつ、あいつじゃない!?ってことにやっと気づく。今の私ならきっと即気づけるけど、当時の私の危機管理能力だと気づくまで数十秒を要してしまったのです。

意味不明過ぎる出来事に気づいてしまった私は怖くてマンションまで猛ダッシュ。もちろん駅とは反対の方向。おっさんがついてきてるかどうかもわからないけど、とにかく走りました。そしてマンション着いてオートロックの扉が閉まったと同時に、まさかのそのおっさんも我がマンションに到着したんですよね。そんなわけないだろ!ここ学生マンションだぞ!

嘘みたいにタイミングバッチリだったのですが、オートロックが閉まる瞬間におっさんが正面玄関の扉を開けたので、マンションの中まで来られることはなかったです。しかしめちゃくちゃ怖い。

そして読んでる方も今の私も同じことを思ってるはずなのですが…なぜまっすぐ家に帰った?と。今の自分だったらコンビニだったり交番行くなら、なんならタクシー捕まえて一旦遠くへ行ってから帰宅するくらいの出来事なのですが、当時の私は怖すぎて一目散に家に向かってしまったんですよね。

話はここで終わり。

このあと待ち伏せされたとかつけ回されたなどの被害はなかったのですが、初めての一人暮らしで初めて意味不明な怖い思いをしたので、このあと数日家を出るのが怖かったです。

この物語はそもそも財布拾わせるとこから始まってたのか、拾った後に始まったのかも謎だし、あのおっさん今も色んなとこでそんなことしてんのかなとよく思い出します。

というか若い頃って本当に変な人につけ回されたり、怖い思いしたこと結構あったなと改めて思います。田舎から出てきたなにもわからない小娘感がダダ漏れしてたのかもしれません。今じゃ立派な中年女性だし、当時あのおっさんが出会ったのが今の私だったらきっとそんなことしなかったでしょう。

立派な中年となった今、たまに夜道を若い娘がスマホ見てイヤホンつけてちんたら歩いてたりするのを見かけると本当に心配になります。気をつけな!本当に!とおばさんは見知らぬ若い娘の心配をする日々です。

そしてYouTubeのコメント欄で春から一人暮らしです!っていうのをよくいただくのですが、とにかくいろいろ気をつけて!と思うばかり。この世には男女問わずおかしな人が一定数いて今回みたいな出来事はもちろん、詐欺だったり変な勧誘とかたくさんあるので、自意識過剰に過ごすくらいがちょうどいいよと思います。

そんな感じで話は全くまとまらないし、想いは溢れてあと一万字くらいかけちゃいそうな勢いですが、このへんで。

ちなみに1月って今日で終わりなんですよ。びっくりじゃないですか。2月も頑張りましょう。

POSTED COMMENT

  1. 私もおかっぱ より:

    まめさん、こんにちは。
    凄く怖い思いをされたことがあったんですね。
    まったく違う体験だんですが、むか~し昔、高校一年生の頃、ぽっちゃりではあったけど結構可愛かったんですよ。(もはや過去形)
    休日の部活の帰りに30代くらいの男性から「可愛いので写真を撮らせてもらえませんか?」と言われ、悪い気がしなかったのでOKすることに。
    別に場所を移動することもなく、その場での撮影だったのですが、今思えば警戒心が無さ過ぎでした。
    当時は誰彼構わず写真を拡散されてしまうような時代ではなかったので良かったのですが、今の時代なら要注意ですね。

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